「勝沼」一人でも楽しめるお得なぶどう狩り。無農薬低農薬のぶどうを試食できる人気の直売所
今シーズン一度では満足できず2度目のぶどう狩りをしてきた。
今回は勝沼だ。ただし、都合上一人でのぶどう狩りとなった。
さすがに一人ぶどう狩りはどこか寂しいものがある。
なので一人でも楽しめる観光園「大々園」に行ってきた。
そこは食べ放題ではなく、園内すべてのぶどうを試食し、気に入ったぶどうをもぎ取って購入するちょっと珍しい観光園だった。
珍しいのはそれだけではない。無農薬、品種によっては低農薬での栽培で有名な奇跡のりんごのようなアートテンと言われる栽培方法で作られたようだ。
言ってみれば奇跡のぶどうな訳だ。
直売所で受付を済ませ、携帯用の蚊取り線香を腰に巻き、オーナーの後をついて行った。
それぞれの品種ごとに説明をしてくれる。
皮ごと食べられるもの。そうでないもの。他の品種より果汁があふれ出るもの。様々だ。
試食をさせてもらい、そのほとんどが今まで聞いたことのない品種ばかりだった。
私自身、シャインマスカットや巨峰くらいしか知らない。
とにかく多くの種類のぶどうを試食させていただいた。
色々食べたが、口がバカにならない。どういうことかと言うと、品種も違えば味も違うぶどうを立て続けに食べると普通は味が口の中で混ざりみかくが麻痺する。しかし、「大々園」のぶどうは、それがないのだ。
どれを食べてもそれぞれのぶどうの味がハッキリ分かるのだ。
オーナー曰く、それが無農薬低農薬、アートテン農法で作られたぶどうの特徴だそうだ。
これはきっと食べたことのある人にしか分からないだろうが、同じシャインマスカットを食べたとしてもここのシャインマスカットは皮の苦味がほとんどない。
言い換えると、ここのシャインマスカットを食べた後に違う農園のシャインマスカットを食べると皮が苦い。甘味も段違いだ。
私はマスカットですら皮を出す。ぶどうの酸味があまりすきではないため、それがない(少ない)マスカットはかなり気に入った。
驚きの連続だ。しかもお店で買うよりも安く買えるのだ。
農園を一周し終える頃には試食で腹は満たされていた。
変わったぶどう、珍しいぶどう、高級なぶどうなど食べさせていただき、今までのぶどう狩りとはひと味もふた味も違った、たった一人のぶどう狩りはとても楽しいものとなった。
勝沼のぶどうは有名だがこここそが最高のぶどうを食べさせてくれる観光園だと思った。
その後、お土産で買ったぶどうは予想した通りものすごい反響だった。
今回、一人でぶどう狩りに出て正解だった。
無農薬、低農薬の安心安全なぶどうを求めている方。
そして一人でも楽しめるぶどう狩りを楽しめる観光園を探している方には強く薦めたい。
「大々園」
住所 山梨県甲州市勝沼町上岩崎325
TEL 0553-44-0769
開園時間 8:00~日没まで(雨でもカッパを貸してくれるのでぶどう狩りができる)
期間 8月15日~10月末日頃まで
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